商品案内
原材料・製品(プラスチック・ゴム製品・ナイロン等)からの
発生ガス成分をCPP―GC/MSを用いて分析を行います。
CPP(キューリポイントパイロライザー)熱分解装置 日本分析工業製 JCI-22型 | |
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◇加熱方式 | 高周波誘導加熱方式 600KHz、48W |
◇熱分解時間 | 1秒~99秒 |
◇熱分解温度 | 150℃~1040℃(20種類設定可能) |
◇測定対象 | プラスチック、ゴム製品、ナイロン等 |
◇試料量 | 1mg~10mg |
1.熱分解ガスクロマトグラフーとは
- ①不揮発性物質を揮発性のある低分子物に熱分解して、ガスクロマトグラフ で分析する方法です。
- ②高分子の固定定量、微細構造、熱安定性、熱分解機構の研究に用いられ、 高分子研究に欠かせない手段です。
- ③キューリポイントパイロライザーは、強磁性体のキューリポイントを応用 した熱誘導加熱によるパルス加熱法を採用しています。
- ④強磁性体は誘導加熱されると急速に発熱して、磁性点移転(キューリーポ イント)でその磁性を失い、一定温度になります。このキューリーポイント は金属の組成で一義的に決まり、変動はありません。この磁性体を熱源とし、 試料をこの金属に密着させて熱分解します。
2.特徴
- ①温度の立ち上がりが早く(0.2秒)再現性がよい(変動±1℃)
- ②熱源の強磁性体から生じた一次熱分解物は直ちに低温雰囲気に移行して二 次反応が起こらない。
- ③不溶性試料は強磁性体のホイルに包んで容易に分解できる。
- ④試料を保持する強磁性体のパイロホイルは150℃~1040℃にわたり 20種類以上準備され、同種強磁性体を用いればデータのバラつきがない。
申し込み方法
・お問い合わせ先、検体の送付先を下記に示します。
お問い合わせ先、検体の送付先
帝人エコ・サイエンス株式会社 茨木技術所
担 当:田辺
所在地:〒567-0006 大阪府茨木市耳原3-4-1 帝人大阪研究センター内
電話:072-643-2964 FAX:072-643-2926
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